ルマンド エチオピアモカ味 ふたたび

2024年5月、「このモカ味は、なかなかいい。」の書き出しでこのフレーバーのルマンドを絶賛した。それからこのお菓子を待つこと7か月、ようやくローソンで見つけた。「たっぷりクリームのルマンド エチオピアモカ味」だ。

たっぷりクリームのルマンド エチオピアモカ味

包装がいつもの贅沢ルマンドとはちょっと異なり、コンビニ仕様らしい。もっと詳しく言うのなら、ローソン仕様か?勤務先で徒歩5分圏内に、件のローソンのほか、セブン、ファミマがあるのだが、ローソン以外ではこれを見ることはなかった。

5本入りでクリームの量が多いらしく、パッケージに強調。ここでもエチオピアモカ味。特別感満載のコーヒー味、もしくはコーヒー風味を謳っているものはたいていこのフレーバーなのだが、この豆、そんなに量産されているのかな。ちょっと気になったので検索してみたら、ふう~ん、と納得してしまった。

Googleで検索して上位のサイトをそれぞれざっと読んだ結果、2020年のエチオピアのコーヒー生産量は年間58万トンで世界第5位、アフリカ大陸内ではトップを誇るのだとか。エチオピアをはじめとする中東・イエメンのコーヒー豆を「モカ」と呼び、それもイエメンの港名・モカ港に由来するという。かつてイエメン産コーヒーとあわせてエチオピア産もモカ港を経由して輸出されていたそうな。

それに加えてコーヒー業界の習わしとして、エチオピア産は「エチオピア・モカ」「モカ・ハラー」などと呼ばれていて、古くは、主にバニーマタル地方のイエメン産コーヒーを「モカ・マタリ」(これ、聞いたことある名前。味わったことはないかも)と呼ぶなどして区別していた経緯があるのだとか。つまりはモカ港を通過すればエチオピア産のコーヒーはすべてエチオピア・モカという名前になっていたらしいし、直訳すれば何ということはない、「エチオピアのコーヒー」という事になるようだ。現在はモカ港を通過しなくても、エチオピアで栽培されたアラビカ種は「モカ」の総称で輸出されているということですな。

コーヒー産出国TOP5〈2020年〉

コーヒー発祥の地とされているエチオピア、そこのコーヒーを使っています、という謳い文句通り、コーヒーの香りが良い「ルマンド エチオピアモカ味」。しばらく買いそびれてもいいように買い占めたのは言うまでもない。

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