コロナ明け、久々に外出できたのは知財に関する講演会だった。その関係で虎の門まで来ていたので、連れ合いと飲んで帰ることにした。サラリーマンの聖地・新橋。これはいったい何の聖地なのだろう、飲みに決まっているだろうに。新橋だから、ちょっとひっかけるのにちょうどよい場所があるのでは?と調べたところ、連れ合いの会社からほど近くにブリュワリーがあるらしい。というわけで、連れ合いの意向などほとんど度外視で講演会終わりに予約して出かけた。
ブリュワリーは思っていた以上にこじゃれた感じだったのでこれは……と思ったのだが、連れ合いはとてもうれしそうだった。いくつになってもそこら辺の感覚は変わらないらしい。
ヤタガラスがこちらのクラフトビールのモチーフらしく、グラスにプリントされている。グラスは薄く、ジョッキでグビグビという感じではなく、ワインをテイスティングするようにスルスルと飲む感じ。連れ合いはそれが特に気に入ったようで、グラスを別で購入したくらいだ。たしかに飲み口はすごくよかった。のど越しとか舌だけでなく、唇の感覚でもビールは楽しめるものなのだろう。
IPA、しっかりとした味わいで飲みごたえもあった。つまみもおしゃれで洗練された感じ。
裏新橋と称されるエリアに位置するので、隠れ家的な店構えも特別感があっていいのかもしれない。